20代後半がつらい!クオーターライフクライシスは誰にでも訪れるから安心して!!

生き方

この記事を読んでいただいているあなたは「仕事に慣れてきたけど、この先のキャリアが漠然と不安」「今の会社に未来はあるのだろうか」「自分の人生って何なんだろう」「転職を考えてるけど自分には武器がない」こういった漠然とした不安やモヤモヤを抱えている20代後半〜30代前半の方でしょうか。

まず1つ安心してください。その不安やモヤモヤを抱えているのはあなただけではありません。
仕事やキャリア、お金のことや人生設計あらゆることに関して明確な悩みがあるわけではないけど、不安に感じる。
そのような方は少なくはありません。

実際、私もそうでした。

あなたに理解して安心してほしいことは2つ。
・あなたが悪いわけじゃない。それは多くの人の悩みで、悩んでいる仲間はたくさんいる
・そのつらい状況は続かない。その先にはポジティブな未来が待っている
ぜひまずは一度現状を受け入れ、一歩踏み出すためのきっかけとしてこの記事をご活用ください。

多くの人に訪れるクオーターライフクライシス

クオーターライフクライシス”あまり馴染みのない言葉ですよね。
読んで字のごとく、人生の4分の1が過ぎた20代後半から30代前半にかけて訪れる人生の悩みが膨らみ幸福感が低迷する時期のことです。

社会人経験をある程度踏み、一人前として成長する一方で社会から認められていないと感じる焦燥感から生じる悩みであり、多くの若者が経験しています。
何者かになりたい自分と何者でもない現状の狭間でもがき、苦しむのがまさにこの年代なんです。

私もこの時期は本当に苦しかったです。
毎日仕事に没頭し、成果を上げても自分の心は満たされません。
成果を出すと会社では褒められる。「これは出世コースに乗れる成果だ」と言ってもらっても、それが自分の人生で正解なのかも分からないんです。悩み過ぎて。

それに、この悩みは厄介なことに意欲のある人に特に顕著に現れるそうなんです。
あなたが何かを成し遂げたいと思っていれば思っているほど、現れてします。
ですので逆に言うと、あなたは意欲的で魅力的な人だということです。
その魅力を自分で受け入れてあげてください。

そんなクオーターライフクライシスですが、きちんとした研究でも解明されているんです。
それを知ることで少し気持ちを楽にしましょう。

クオーターライフクライシスの5つのフェーズ

グリニッジ大学のオリバー・ロビンソン博士は論文『Emerging adulthood, early adulthood and quarter-life crisis: Updating Erikson for the 21st Century』の中でクオーターライフクライシスの時期を以下の5つのフェーズに分けられると語っています。

 

  • フェーズ1:仕事・恋愛、あるいはその両者において、自分のした選択のせいで、閉じ込められてしまったように感じる。いわゆる「自動操縦」状態。
  • フェーズ2:「ここから抜け出さなければ」と感じ始め、思い切って飛び込めば何とかなるのでは、という思いが募ってゆく。
  • フェーズ3:仕事を辞めたり、恋愛関係を終わらせたりして、自分を閉じ込めていたと感じるものと決別する。あらゆるものから距離を置き、自分が誰であり、何をしたいのかを見つけるための「タイムアウト」状態に入る・
  • フェーズ4:ゆっくりと、だが着実に、人生を再建し始める。
  • フェーズ5:自分の関心や目標に合致したことに、熱意を持って取り組むようになる

 

 

このように多くの人は次へのステップに踏み出すことができるようになり、心理状態もポジティブなものに移り変わっていきます
ただ、この記事を読んでいる皆さまはおそらくフェーズ1や2の途中なのではないでしょうか。

くれぐれも覚えておいてください。あなたが思い悩むのは正常です
あなたが悪いわけではないです。あなたが自分の人生についてちゃんと考えているからこそ生じる悩みなだけです。
そしてそれを悩んでいるのはあなただけじゃない

今あなたの周りで成功していたり、充実していそうに見える人もフェーズ1や2を乗り越えています。
だから、あなたにも乗り越えられます!
まずは同年代でも、上の年代の人でも、周りの人と話して、それは自分だけではないんだということを理解してください。そして同時に、乗り越えれるんだということも理解しましょう!

 

クオーターライフクライシスから抜け出すために


何となくあなたの悩みの概要はお分かりいただけましたでしょうか。
ここまでであなたはもう、その悩みについて恐れる必要がないと理解いただけたかと思います。

ここからは実体験として、私がどのようにしてこのクオーターライフクライシスから抜け出したのかをお伝えさせていただきます。

その方法、それは自分の人生の方向性を決めたです。

「そうは言っても、その方法が分からないんだよ!!!」
という声が聞こえた気がします。
そうですよね。実際私も当時いろんな記事を見てそう思っていたので。
人生の方向性を決めるにあたってやったことはざっくり以下です。

・色んな人に会ってみた
・職場を変えてみた(転職活動/異動願)
・少しでも気になった場所には顔を出してみた

色んな人に会ってみた

これは本当に文字の通りです。
友人の伝手やイベントに出向くことで、自分の人生とは全く違う人生を歩んでいる人に出会えます。
色んな働き方をしている人を見て話し、吸収することで自分の生きたい生き方のきっかけを探してみてください。
某感染症の煽りを受けて、今はオンラインでのイベントも活性化されています。SNS等でも手軽に色んな人の人生に触れられます。

ぜひあなたの知っている人生観以外の世界を見てみてください。

「自分もこう生きたい!」とか「こうは生きたくない」という人を見つけるのが良いと思います。
人生のロールモデルが見つかると、あなたの生きる方向性が見えてきます。

 

職場を変えてみた(転職活動/異動願)

私は結局異動という形で職場を変えました。

しかし、その結論に至るまでに転職活動をしました。
自分が今働いている業界以外を知ること、改めて自己分析をして自分を知ること自分の市場価値を理解すること。そのどれもがとても役に立ちました。

その時に、正直転職活動がうまくいかないこともありました。みなさんもあると思います。
しかしそれは、「転職活動で自分が今まで知らなかった業界に興味を持つ→選考の中で足りないものに気づく」という経験になるため、その足りないものを補うように勉強してください。

やりたいことが決まってないと転職活動をしたらいけないわけじゃないんです。
その過程でやりたいことを決めるのもいいと思います。

転職エージェントからサポートを受けながら進めるも良し、転職サイトに登録して自分のペースでゆっくり進めるも良し。あなたにあった方法で進めてみてください。

ちなみに私は転職活動を通して気付いたやりたいことが自社の部署異動で実現できると気付いて、異動しました。
(その後退職して独立しましたが。笑)

少しでも気になった場所には顔を出してみた

さっき同じこと言ってるやん。
そう思いましたか?でも少し違います。さっきはあくまでも「人に会って視野を広げる」のが目的で、こちらは「あなたが情報をインプットする機会」が目的です。

セミナーだったり、勉強会だったり。気になる場所があれば行ってみるようにしてください。

セミナーと聞くと怪しい雰囲気がしますが、世の中には案外ちゃんとしたセミナーがあります。笑
というか、大抵はちゃんとしています。特に有料セミナーの場合は気をつけて選んでくださいね!!!

ちなみに、私がおすすめするのは以下の動画セミナーです。完全無料で見られます。

(バナークリックで登録画面に推移できます。)
ビジネス構築の過程を学ぶことができるので、何か始めたいという人はまず見ておくべきです。10万円分以上の特典が付いてきたりするので、ぶっちゃけ得すぎます。
私ももちろん見ましたし、何より何回も繰り返し見て聞いて自分に落とし込むことで自分が稼げるイメージができるんです。

有料セミナーに参加するのはなかなか勇気がいります。ですが、これは無料なので、一旦登録して見てみると良いと思います。

一応念のためもう一回言いますが、無料です

このセミナーについて書いてる記事はこちらです。

 

最後に

とまぁ、つまりは行動あるのみ!ということになってしまいます。
転職であれ、起業であれ、あなたの人生に正解はないんです。

だったら、せっかくもがくこの時間をあなたの今後にとって有意義な時間にしてほしい。

重ねてになりますが、
あなたが悩んでいるのは正常な現象。あなただけじゃないし、向上心がある素晴らしい証拠!
乗り越えた先には明るい未来が待っている!
これをしっかりと覚えておいてください。

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