こんにちは。
スラムダンクやるろうに剣心、ONE PIECEにNARUTOなどなど…
週刊少年ジャンプは少年だけでなく、世の人々を夢中にさせる漫画を多数輩出しています。
今回私が紹介する漫画「この音とまれ!」は
そんな週刊少年ジャンプの兄弟雑誌である月刊誌“ジャンプSQ”で連載中の漫画です。
春にはアニメ化、夏に舞台化。
そしてつい先日アニメの第2クールも始まり、勢いに乗りまくりです!
私は偶然第1話をジャンプSQで立ち読みし、
一気にどハマりしたのでこの人気ぶりはとても嬉しい限りです!!
とは言え、前述の作品のように老若男女問わず
聞いた事はある程度でも知っている作品というわけではなく、
知ってる人は知っているという知名度であるのもまた事実です…。
これはもったいない!!!
こんなに名作なのに!!!!!
という事で前置きが長くなりましたが、
愛のままにわがままにざっくりと漫画「この音とまれ!」を紹介しますので、
興味を持ったかたはぜひご一読いただき、
良いと思ったら周囲の方々にもおすすめしてくださいませ。
この音とまれ!概要
この音とまれ!の単行本事情
前置きで書いた通り、月刊誌「ジャンプSQ」で2012年より連載されている少年漫画です。
単行本は現在21巻まで発売されていて(2019年10月12日現在)、最新刊の表紙は↓↓
こちらです。
見ての通りなんですが、めちゃめちゃ絵がキレイです!!
もはやそれだけで読みたい度が増すでしょう。
21巻今からはな〜って方もいるかと思いますが、
かなり魅力的なお話ばかりなので、読み始めるとどんどん読めます。
21巻分なんてすぐ追いつけます。
ストーリーは
舞台は神奈川の時瀬高校箏曲部。
先輩の卒業に伴い部員はいじめられっ子の武蔵ただ1人だったのですが、
とんでもなく不良な愛(チカ)や、まさかの天才箏少女さとわ、
ちょっぴりおばかで愉快な愛の元不良仲間サネ・コータ・みっつ達
バラエティ豊かな新入生の入部でそれまでとは違う部活動生活は始まっていくのです。。。
みたいな感じです!笑
私はこの漫画を人におすすめする時
決まって文化系スポ根漫画の究極系と言っています笑
扱う部活は箏曲部ということでいわゆる文化系部活動なのですが、
彼らが箏へ取り組む姿勢や様子は完全にスポ根漫画なのです。
※決して体育会系と文化系で区別しているわけではなく、あくまでも文化系部活動でもスポーツ根性物語と呼ぶよということなので、悪しからず。
箏に夢中になる高校生の姿はグッとくるものがあります。
恋愛ではない青春。これを読むときっと何か夢中になれるものを見つけたいと思うはずです♪
ここが魅力だ!!
登場人物がとにかく魅力的
この漫画の登場人物は全員に感情移入できてしまいます!!
物語の中とはいえ、彼(彼女)らは高校生。
悩みや不安、恐怖がないわけがないんですね。
各々が持つ様々なバックグランド。
そこを繊細に表現していて、
明るい彼にもそんな悩みが!とか、こんな嫌なやつにそんな過去が!!とか。
普通の高校生ならば抱えきれないような過去をしっかり受け止める、
そんなスーパーマンになっていないのが良いです。
良い意味で現実味や人間味を感じることができます。
この物語は愛が主人公なのですが、
それでもやっぱり私は主人公はいないと思っています。むしろ、全員が主人公。
そう思えるくらい作者さんが全登場人物を大切にしているのが伝わってくるのです。
アミューさん(作者さん)のお言葉
登場人物それぞれが抱える問題や闇を登場人物同士の関わりの中で明るく照らしてくれるんですね。
その際、それぞれが掛ける言葉って、きっとアミューさんが読者に伝えたいことを登場人物が代弁してくれいるのかなーって。
良い発言多すぎて紹介しきれないので、ほんっっっっっっの1部だけ紹介すると
序盤で
「できねーならできねーって言え」by愛 2巻P96
「ちゃんと話してくれるなら ちゃんと聞くから」by武蔵 4巻P50
と言ったように打ち解けるにあたって互いを理解するために必要なこと伝えてくれています。
これって基本と思わせて案外できてないことかもなーって改めて思いました。
ちなみに最新21巻では
「意見が違ったりぶつかったりしても それは=拒絶じゃないから」by武蔵 21巻P143
という史上最高の発言が飛び出ました。
社会人として働き出してつくづく思うんですけど、
いわゆる大人って偉そうに「多くの意見を取り入れたいから、疑問とかはすぐに聞いてね」という癖に
意見を唱えると反逆者かのように否定をしてくるんですよね。
それって正にこの発言の通りで、
こっちは否定しているわけじゃなく、同じ方向を向いてより良い進み方をするために言ってるのに聞き入れろよ!!って。
私は他の人の意見もきちんと聞ける人であろうと思いました。笑
この他にも各登場人物が名言を言っていて、
生きる上で大切なことを教えてもらったなと思います。
少年漫画らしさを忘れない
さすがはジャンプ系列の漫画だ!と言いたくなるのが
友情・努力・勝利
このジャンプの3大鉄則が見事に現れている漫画だという点です!!
加えて、
恋愛要素を濃くしすぎずに、それでもやはり舞台が高校なのでもちろん発生するよねということで
少しの恋愛青春ストーリーと大部分の部活動青春ストーリー、その塩梅もとても良いです。
恋愛の話はうはーってなります。甘酸っぱいってこういうことかと。笑
今後はここに注目したい!
箏曲部メンバー
まずはここですよね。
部活動の結果もそうですし、それぞれの恋愛事情の結末も気になる。。
哲生!
実は一番これが気になっています。
愛の親友であり、3バカトリオの友達でもある哲生は1話から登場している重要人物なのに、箏曲部員ではないという謎多きキャラです。
変な話ですが、彼には今の所闇が見受けられないんです。クリーンな良いやつ。
もちろんそれで良いんですが、彼にもきっと何か抱えているものがあると踏んでいます。
それが明らかになるのは終盤なんだろうなと。
これまで関係ないのに影で箏曲部員を助けてきてくれた哲生を箏曲部員がいつか救う日が来るんだろうな。(そうであってほしい。)
まとめ
ふわっとした情報しか提供できてませんが、とにかく最高の漫画です。
詳細はぜひご自身の目で見てください!!
まっすぐに生きる彼らには学ぶことも多いです。
置いてきた青春を取り戻しましょう!!!!!!
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